SUPER BEAVER −「あなた」のために歌うバンド
- takahashihedora197
- 2021年1月27日
- 読了時間: 5分
更新日:2021年2月4日
おはようこんにちはさようなら。シン・ヘドラです。
「エレファントカシマシ」と出会ったことをきっかけに、いろんなアーティストの音楽聴く事が好きになったんですが、その中で今日は「SUPER BEAVER」というロックバンドについて書きます。
2021年 2/3にニューアルバム「アイラヴユー」をリリースするみたいです。
(画像クリックで SUPER BEAVERオフィシャルサイト に飛びます。)
エレファントカシマシとの出会いについてはこちらで書きました。
↓
①奇抜なボーカルが奏でる優しい歌声
昨年の9月頃、その時期はなんとなく色んな事で気分が落ち込んでました。
前の会社を理不尽に辞めさせられた時の記憶、アルバイトで不安定な生活なこと、仲良しだったはずの友達と居づらくて距離を取ったり、自分に対するコンプレックス、他人に対する嫉妬などなど…
大好きなエレカシを聞いても気分が晴れず、趣味の絵もしばらく描く気力が湧かず、一人暮らしなのも相まってめちゃくちゃ「孤独感」を感じていました。
考えを拗らせすぎて、本当に自分のことを誰も知らない所に失踪して一人で生たいと思うほどでした。
そんな時にたまたまYouTubeで見つけたのがこの曲です。
『SUPER BEAVER 「ひとりで生きていたならば」』MV
最近人気のTHE FIRST TAKEでも披露
なんとなくサムネイルのボーカル(渋谷龍太さん)の見た目が気になって再生してみたんですが、(昔のTHE YELLOW MONKEYの吉井さんみたい笑)
いざ聞いてみたら見た目の奇抜さとは反対に、めちゃくちゃ柔らかい歌声でびっくりしました。
見た目とのギャップを抜きにしても、力強さと優しさを含んだ声がものすごくクセになりました。
で、後から歌詞の内容にも注目するようになったんですが、
(ひとりで生きていたならば サビの歌詞)
ひとりで生きていたならば こんな気持ちにならなかった
ひとりで生きていたならば 理不尽も許せたかもな
ひとりで生きていたならば ひとりで生きていないから
悔しさ込み上げるほどの 「大切」に出会えたんじゃないか
こだわって生きると 今一度言い切るよ
原動力はずっとひとりで生きていないこと
「そうか、理不尽だなって思ったり、悩んだり、嫉妬するのは今までいろんな人が支えてくれながら生きてきたからなんだな」と思いました。
なんかこうやって書くと「そんなん当たり前じゃない?」みたいに思うかもしれないんですけど、逆に当たり前だと思いすぎて、実感や意識が薄れていくものだなと思います。
例えば、一人暮らしを始めるきっかけとして、進学や仕事の都合以外に、「家族と暮らすのが嫌になった」「自分の弱みや過去を知ってる人間達から離れたい」「自分がいるせいで辛い思いをする人がいる」ような「とにかく一人で生きたくなった」みたいな理由で一人暮らしを始めた人もいると思います。
でも実際のところ、「一人暮らし」だって、何かしらの収入を得るための仕事だとか(または誰かしらの金銭的なサポートをする人)、暮らす場所とか、買い物できる場所とか、飯食ったり遊べる場所とか、そういう「環境作る人達」がいるから成り立つわけで。
結局、直接関わる人の人数は関係なしに、人間は誰かと常に間接的に関わっていないと生きていけないんだなと思いました。
別にこの認識で何か解決したり、大出世したり、ものすごい幸せを急に掴んだ、みたいなことはないんですけど、いくらか気持ちが楽になりました。
②「みんな」や「あなた達」じゃない、「あなた」のために歌うバンド
これをきっかけにSUPER BEAVERの曲を聴くようになりました。(いくつか抜粋)
ライブやSNSやインタビューでも本人達がよく言っているんですが、どの曲も共通して
「みんなやあなた達じゃない、「あなた」に届けたい」という思いの元に作られ、演奏しています。
「証明」という歌の歌詞の中で
僕もあなたも 一人なんだろう
産まれて死ぬまで 一人なんだろう
だから独りきりじゃ 成り立たないんだろう
解かりあって 分かち合って 抱きしめあって
命は初めて輝く
という部分があります。
「人は誰もが「一人」という個人である。みんな考え方も価値観も違う。だからそれを解り合った上で支え合わないと生きていけない。」と言う認識が根底にあるんだと思います。
だからこそ、世間の目・いつの間にか出来ている上下関係・明確な権力…様々なものに疑問を持ち、悩みや苦しみを抱きながら、自分らしく生きようとする「ひとりひとり」に手を差し伸べて、共に歩んでくれる感じがするなと私は思います。
③実はもう前から出会っていた
これはもう余談なんですけど、どうやらちゃんと知る前から既に出会っていたようでした笑
「エレファントカシマシ カヴァーアルバム3 ~A Tribute To The Elephant Kashimashi~」(画像クリックで商品概要に飛びます)↓

このカバーアルバムの中でなんとエレカシの「四月の風」という曲をカバーしていました!
このアルバム自体は SUPER BEAVER をちゃんと知る前から持っていたのですが、まさかこんなところで既に出会っていたとは笑
「ひとりで生きていたならば」の歌詞の中で、
生きることは面白くて
予想外の連続で
これだからさやめられないな
って部分があるんですが、まさにその通りですね笑
というわけで今回はこの辺で終わりにします。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

4人の似顔絵描きました!
↓メンバーのSNS
渋谷龍太(ボーカル)
柳沢亮太(ギター、作詞作曲担当)
上杉研太(ベース)
藤原"32才"広明(ドラム)
SUPER BEAVER OFFICIAL
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